Fußball Tagebuch

ガンバと代表と欧州サッカーと、たまに趣味のこと。

J1クラブの12-14シーズン平均支配率で順位を作成した件。そして見えて来る、とある一つのクラブの可能性。

それがこちら。

参考:リーグサマリー:2014 J1 チームランキング ボール支配率 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

J1クラブの12-14シーズンまでにおける平均支配率と各平均順位(2年以上在籍のみ)
支配率順位クラブ名14年支配率%13年支配率%12年支配率%平均支配率%平均順位   
1 浦和 57.90% 56.70% 53.40% 56%  5.4位
2 横浜 54.70% 54.90% 51.30% 54%  7位
3 広島 54% 53.50% 53% 53.50%  7位
4 G大阪 51.50%   J2 53.60% 52.60%  5.7位
5 川崎F 55.30% 52.10% 49.30% 52.40%  5.2位
6 磐田   J2 50.80% 52.70% 51.80%  11位
7 新潟 52.30% 49.20% 43.90% 51.40%  11位
8 52% 51.30% 50.60% 51.30%  9位
9 名古 46.90% 53.50% 51.40% 50.60%  7.5位
10 鹿島 49.60% 50.10% 51.20% 50.30%  4.1位
11 F東京 45.30% 50.50% 54.20% 50%  9.8位
12 C大阪 50.70% 49.30% 49.70% 49.90%  10位
13 清水 48% 46.30% 54.90% 49.73%  8.4位
14 神戸 51.40%   J2 46.90% 49.20%  13位
15 仙台 46.70% 49.90% 49.90% 48.80%  9.4位
16 大宮 48.00% 48.30% 46.40% 47.60%  13位
17 鳥栖 48.00% 47.80% 43.70% 46.50%  7.3位
18 甲府 43.90% 46.20%   J2 45.05%  15位

 

ここからわかるのは、支配率が高いほど平均順位が徐々に上がっている、と言う点。鹿島、鳥栖、磐田あたりがやや例外になるが、浦和、広島、ガンバ、川崎ら上位陣がベスト5にランクインしており、ほかも軒並み支配率と比例して順位が上昇している。また全体的に半分~それ以上と波の無い支配率を記録しており、1位の浦和と最下位の甲府との支配率は11%ほどと、そこまで大きな開きはなかった。

そしてまたフットボールラボさんからいくつかのデータを持ってくると、

 

引用元:2014年 J1・J2 パススピードランキング | Football LAB ~ サッカーをデータで楽しむ

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引用元:リーグサマリー:2014 J1 チームランキング チャンス構築率 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

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以上の通りになる。これらによって導かれるのが、どのランキングにおいても高順位を収めている、「川崎フロンターレの可能性」、である。

支配率一位であった浦和レッズのパススピードは、J1の中ではなんと最下位。J2でも舌から3番目とかなり低め。チャンス構築率も4位に下落している。

それでありながら、川崎Fは支配率は5位でありつつも、チャンス構築率、パススピードはいずれもトップに躍り出ている。つまりこのチームはトップクラスのスピードでパスを繋いでボールを支配し、チャンスメイクを行えている、という事が言えるだろう。大久保嘉人小林悠という代表級の点取り屋に加え、憲剛、レナトと言う国内トップクラスのタレントが織りなすスペクタフルなパスサッカーは非常に魅力的だ。(なお守備はお察しください)

相手が追いつけないようなハイスピードなパスサッカーを実現した川崎だがこのサッカーの心臓である憲剛らの替えが利かないのもあって、昨季は一時期首位に立つほどの勢いを見せたものの、終盤中村憲剛が負傷離脱をした途端に失速。最終的には優勝争いから陥落するという苦い経験を味わった。今季は開幕戦の神奈川ダービーで快勝するなど滑り出しは上々であり、風間八宏政権3年目ともあり期待される今シーズンでは、果たしてどんな道路を歩むのだろうか。