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Fußball Tagebuch

ガンバと代表と欧州サッカーと、たまに趣味のこと。

日本代表vsチュニジア代表の雑感

スターティングメンバーにロンドンメンバーが6人並び、槙野、川又、武藤、藤春にベテランの長谷部誠という即席のようなイレブン
しかしながらこのイレブンは案外悪くなかった。点の匂いはあまりしなかったけど、守備を締めてゾーンを意識した形。保持時は中盤に長谷部山口のDMFを2人とOMFに清武を置いた三角形の4-3-3で、守備時は4-4-2に変形し永井やら何やらがプレスに走り回る。
そして何より変わったのは縦の意識。縦パスが入ってスピードアップしたり、速攻を仕掛けたりってところがハリルホジッチのやりたいことなのかなーと。ここはアギーレが残した部分もある。
選手面としては長谷部はコンディションの高さが光った分、いい縦パスが通っていた。永井のスルーがやたら機能してたのは笑いどころ。縦に行きたい清武、暇そうな権田、使われない酒井H、走りたいけどあんまり山口に使われず守備に奔走する藤春、よく動くけど触れない武藤、一生懸命さは伝わる川又、プレーが割と無難な槙野など各々の選手が奮闘してはいたが、連携面はやはり即席だった。
 
後半しばらく立っても点の匂いがしないので、エンターテイナーハリルホジッチは本田と香川の二大巨頭をダブル投入。永井に代わって本田、清武に代わって香川が入った。
しかしまあ、この二人が入ると本当にチームが変わる。さらに川又に代わって岡崎も交代で入り、いつもの奴らがやってきた。というわけで早速本田の無理矢理クロスに岡崎がファーでヘッドで合わせて先制点を取る。その後武藤に代わって宇佐美が入り会場が沸くと、バッテバテのチュニジアを相手に香川がシュートを放ち、本田がこぼれ玉を詰めて2点目を得る。
後半終了間際には宇佐美が超絶惜しいシュートで締めくくり、試合を終えた。
まあこの86〜88年メンバーが入るとやっぱり変わるなあという感じ。本田やここ最近の香川は横の意識が強いのでプレースピードが落ちてしまうが、一応点は取るという。そこに宇佐美が入ってくると、前半の形はほとんど無くなる。個人的には前半のメンバーで点を取って欲しかったな〜というのが正直な感想でした。宇佐美がアレ決めてればな〜。しかし珍しくオフザボールの動きから裏に抜けて決定機を作るという、彼らしくない動きだったのでこれを増やして欲しい。ヒール2回かましたりと楽しんだようにプレー。思ったより良かった。
前半に川又がセットプレーで惜しいシーン作ったけど、元々彼はサイドのクロスに対して強く、PA内で勝負する選手なのでクロスを集めたりああいう形を何度か作ればどっかで決めてくれるのよ。今回はサイド攻撃がお粗末だったので個人で奮闘してたけど、彼は技術的なプレー(キープや収める動き)が殆ど出来ないので、上手に生かされなかったのが残念。永井が名古屋と違って右だったので、連携面でも噛み合わなかった。
 
まあ今回の収穫は永井と槙野が案外良かったくらい。今の縦の意識を強くできればもっといいと思うけど、この戦い方で世界に通用するかは神のみぞ知る。