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Fußball Tagebuch

ガンバと代表と欧州サッカーと、たまに趣味のこと。

走行距離は多ければいいってもんじゃない

 最近こんなニュースがありました。

J1第6節走行距離発表…一番走ったクラブ&選手は!? | ゲキサカ[講談社]

最も走行距離が長かったチームは、サンフレッチェ広島に1-2で敗れたFC東京で、総走行距離は118.04km。2位は対戦相手の広島で 117.84km、3位はアルビレックス新潟名古屋グランパスで116.42km。逆に最も走行距離が少なかったのは、松本と0-0で引き分けたモンテ ディオ山形の109.70kmだった。

選手別では、1位が清水エスパルスのMF白崎凌兵で12.74km、2位は広島のMF青山敏弘で12.49km、3位は横浜F・マリノスのMF三門雄大で12.45kmだった。

スプリント回数(時速24km/h以上)が最も多かった選手は新潟のMF山本康裕で36回。以下、2位が山形のMFキム・ボムヨンで34回、3位はヴィッ セル神戸FW小川慶治朗で33回。スプリント回数をチーム別で見ると、1位が名古屋(234回)、2位が清水(208回)、3位が神戸(199回)だっ た。

まあ見ればわかるとは思いますが、サッカーって「走れば走るほどいい」ってわけじゃないですよね。この話で言えば名古屋vs清水と広島vs東京。

名古屋の走行距離が116.42kmで、清水は115.42kmと負けず劣らず走ってますが結果は3-1で清水の完敗。白崎とか滅茶苦茶走ってますけど勝ててないですから、ただ単純に走行距離と言っても「走らされてる」場合があるわけで、一口にプラスの面で受け取れないですよね。FC東京も走行距離1位ですが、試合を見るとただプレスに走り回っては裏を突かれ、更に裏に戻ろうと走るという悪循環でこれもまた「走らされた」ケースになります。

続けてより「走りどころ」で勝ったのはガンバ大阪鹿島アントラーズ。ガンバは走行距離は111.45kmで116.41kmの湘南と結構な差があるわけですが、スプリントは湘南計178回に対してガンバは197回。ガンバは基本後ろで引くようなシーンが多かったのでカウンターを受けずらく、持たせながら速攻を狙っていたので、ここぞというタイミングやカウンターのシーンで全員が走り出しました。それにより、スプリント回数や見方がボール保持者を追い越すようなシーンが多かった。

鹿島アントラーズも上手いタイミングで走ったなあと言う印象で、走行距離はほぼ同等、スプリントは劣っているという中で3得点を奪取して勝利。ここぞ!と言う面で走りだし、チャンスを作っていました。特に攻守の切り替えの面で鹿島が強く、柏はそれに苦しんだ。まあなんというか、さすが試合巧者と呼ばれるだけあるなあと。金崎、カイオ、柴崎の機動力は素晴らしかった。

 

まあトラッキングデータが出てから毎試合これで騒ぐようになりましたが、しっかりと「量と質」を判断しつつデータを参考にするべきでしょうね。オシムが残した言葉として考えて走れと言うものがありますが、これを常に刻んでおくべきでしょう。