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Fußball Tagebuch

ガンバと代表と欧州サッカーと、たまに趣味のこと。

ガンバ大阪vs川崎フロンターレ戦雑感 『後半から本気出す』

Jリーグ J1 試合雑感 ガンバ大阪 川崎フロンターレ

万博で行われた今試合、結果はお互い1-1の痛み分けで、恨みでも晴らすかのように東京を殴り倒した浦和が首位をひた走る既視感のある展開。東京、ほんと勝負所で勝てないなあ。まあこっちの試合のレビューもいずれ書きますか。

でまあ今回の感想ですが、やっぱ川崎の守備は相変わらずひどかったわけですが、あのパススピードは目を見張るものがあります。90分あの速さでパスがポンポンとわたっていくと、終盤に付いて行けなくなるのもまあ納得。川崎は終盤の得点率が高いらしいですが、このパススピードもその要因の一つかと推測します。そこに代表2トップや杉本、船山、レナト、憲剛が絡んでくると非常に厄介。あ、川崎のパスのデータについては一度こちらの方で書いているので、よろしければどうぞ。(宣伝)

戦況としては前半はガンバペース。どっかんどっかん押し込んでいきますが、フィニッシュに精彩を欠いて中々入らない。しかし前半40分ごろに、ウサミ・ダ・シルバが右足のアウトサイドで華麗にトラップした後、左足一閃のシュートでネットに突き刺し先制。1-0で試合を折り返します。

後半は一変して川崎が攻勢に出る。船山に代えて杉本を投入し、中央を叩きながらカウンターも狙いつつガンバゴールに迫ります。前半4本だったシュート数が後半で13本に増えたというデータもあり、押し返すような展開でした。ガンバも負けじとカウンターで好機を狙い続けます。

そして迎えた80分、右サイド谷口のクロスに合わせた杉本のヘッドがバーに当たって跳ね返り、東口の腕に当たってまたも跳ね返りゴールネットを揺らします。これで1-1。やべーと思ったのか一気にギアを上げたガンバ攻撃陣がラインを上げて攻めたてるも、結局お互いゴールラインを割れずドローで試合終了、と言う流れ。

 

ガンバとしては前半で決めきれなかったことがすべてかと思う。いくつかあったチャンスのうちどれかを決めていれば戦況は違った。米倉が復帰したことで右サイドの攻撃に迫力が出たことが大きいうえに、堅い守備からキレのあるカウンターを見せられたものの、結果追加点には至らず無念の痛み分け。

後半になって攻撃的なカードを入れたものの、いずれも機能しなかったのは痛い。というか、赤嶺をもうちょっと活かせれば..と思う。赤嶺にパトリックの役割を求めてもどうしようもないっす、ほんと。シンプルにエリア内にクロスを入れて駆け引きをさせれば彼は面白い選手だけど、ガンバはまず宇佐美につなぐことを意識しているようなのもあり、ちと残念な感じになっている。リンスに代わっても、あまり彼を活かせる形は作れなかった。そろそろ初ゴールが欲しい。つーか、宇佐美抜けたらどーすんのマジで。

あと岩下のプレーですが、あれはまあレッドでもイエローでも納得のプレーかと。以前のプレーと縦続けにリスクを負った守備が出来る度胸はいいとは思いますが、もうちょっと減らしてみてもいいかなと。とはいえあそこで抜かれていたら点が入ってもおかしくなかったので、岩下が抑え込んだ気持ちも、大久保がキレた気持ちも物凄く分かる(笑)

川崎としては、前半やたら押し込まれてたのはどーなのよと。ボールを回してる時間は無敵だけど、ボールを奪われた後のプランに乏しく、面白いほどカウンターが決まってしまうのはどうにかせねば。

攻撃時はサイドやピッチを幅広く使わず、中央を固めてきたガンバに対し真正面から殴り続けており、まあ点は入りづらいよなあと。しかし後半のギアアップからは一気に火力が増し、怖さが出てきた。ただなんというか、小林悠の代わりとして置いてある杉本、船山はいずれもパワーダウン感が否めない。タイプが違うから何とも言えないけども、大久保の相方としてはやっぱり小林が適任。そういえば最近怪我が多くなってるけど、大丈夫だろうか。杉本は終盤に点を取れたとはいえ、2対3のカウンターの時に逆サイドを見る余裕はなかったのだろうか。シュートの精度も高くなく、代表帰りにしては何とも言えない印象がある。もう一皮むければ化けそうなので、とりあえず今後の奮起に期待したい。

そして前述で酷いと言った守備面ですが、もはや角田の孤軍奮闘。車屋、井川の対応はまずまずと言ったところだが、後半はマシになったとはいえ前半があまりにひどく、1失点で済んだのは角田のおかげと考えていい。まあ時折おこる大量失点が見ものな川崎の守備ですが、ここ最近失点数が減ってきているので、この安定性を保てればどうにかなりそうな気がしますね。(多分)

それにしても、川崎に西野ガンバ感を感じるのは私だけでしょうか。