読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Fußball Tagebuch

ガンバと代表と欧州サッカーと、たまに趣味のこと。

何の参考にもならないバルセロナvsユヴェントスのプレビュー

ベルリンのベルリン・オリンピアシュタディオンにて行われる今試合。数々の熱戦を潜り抜け、この舞台に勝ち進んだのは"復権"と"復活"を背負うイタリア王ユヴェントス、そして対するは世界トップとも呼べるFW3人を引っ提げるスペイン王者・FCバルセロナの対戦。

ユヴェントスバルセロナも既にリーグ、カップと2冠を達成しているため、勝利を収めた方が3冠を手に入れられるという互いの命運をかけた試合となります。

筆者はリアルタイムで見る予定ですが中々早い時間に寝付けず徹夜を決心したので、眠気覚ましに展望を書いていきます。

 

バルセロナマンチェスター・シティ、PSG、バイエルンら強豪を破り、今回の決勝Tに進出。従来のポゼッションスタイルとはやや異なった、ラキティッチイニエスタら中盤からの縦一本のパスにネイマールスアレス、メッシといった南米トリデンテが食らいつく攻撃的なカウンターサッカーも取り入れた強烈なスタイルで、多くのクラブを圧倒。そこにある王者の姿は、華麗さだけでなく狡猾な勝利への力強さも披露しています。ポゼッションを下回りつつも勝利を収めたバイエルン戦は象徴的ですね。

対するユヴェントスドルトムントモナコ、レアルを下して決勝に進出。高い攻撃力を併せ持ったレアル・マドリードを抑え、2試合無敗で切り抜けたその守備力は特筆すべきものがあります。ボヌッチキエッリーニといったイタリア代表守備陣を筆頭にバルザーリも控えています。アッレグリ就任によって3バック、4バックを柔軟に切り替えるシステム性が加わったことで、より強固な"カテナチオ"と呼ぶべきディフェンス力が備わりました。そこにテヴェスやモラタといった前にボールを運べる、いわば"個"を持ったFWが、中盤のポグバやピルロから供給されたボールへ喰らいつき強烈なカウンターで得点機会を狙う、堅牢さと怖さを兼ね合わせたスタイルで新星バルセロナへ挑みます。

いわばこの試合は世界屈指の"矛"と"盾"がぶつかり合う、中々面白い構図になっています。

ここで重要になるのは、ユヴェントスとしてはいかにバルサの3トップをはめられるかというところ。今回もレアル戦ドルトムント戦などのようにシステムを切り替えながら3トップへボールを行き渡らせないよう対応していく必要がある。そこで懸念されるのがピルロの両脇の位置になる。あの人に守備とか言う概念はないのでそこを使われると非常に厄介になる。したがって今回はいつも以上に中盤のマルキージオビダルといった汗かき役がカバーできるかどうかがカギとなりそう。そうすればピルロの前線へのボールが機能してくれるはず。

またユーヴェは下から組み立てて攻撃につなげるのが主なやり方になっていますが、前プレが利きづらかったレアルなどに対し、バルサのプレッシングは欧州でもトップクラスのレベルを持つため、プレスをかわしていかに有利にボールを回せるか、というところも重要になりますね。もし自陣で奪われでもすれば守備組織を立て直すまでもなくピンチに直結しますし、そこを得点機会に結び付けられる個をバルサのトリデンテは持ち合わせているため、常に気が抜けないでしょう。というかあの3人で大体の攻撃が成り立ってしまう。故に、割り切ってバルサ側が守備に回ってきた場合非常に苦しくなるため、ユーヴェにとって先制点の持つ大きさは計り知れないように思います。もしユーヴェが先制しバルサが前がかりになれば、ユーヴェにとってはお得意様になるので勝利がぐっと近づきます。そのためにも、前述通り守備面の徹底はまさに勝敗を分けると言えるでしょう。

またこの試合はもう一つ見どころがあるのですが、そう、ご存知の通りシャビとピルロですね。シャビは今季限りでバルサ退団が決まっており、今回が最後のバルサでの大舞台となります。ピルロもベテランと呼べる年齢となり、CL決勝を経験できるのは今回がほぼラストチャンスとも呼べる瞬間。お互いサッカー界の時代を作ったともいえるパサーが、最後のキャリアをかけて戦いを迎えるという面は、非常に胸が熱くなります。

 

眠いので気合の入ったプレビューと言う感じではないですが、とにかくみなさん楽しみましょう!