Fußball Tagebuch

ガンバと代表と欧州サッカーと、たまに趣味のこと。

J1昇格プレーオフの是非、メリット・デメリットとかについて考える

そろそろ熱くなりそうなこの話題について独り言を連ねます。

山形のJ2降格が決定、4年ぶりJ1もここまでわずか4勝…1年で逆戻り (SOCCER KING) - Yahoo!ニュース

 昨季の昇格プレーオフを制して4年ぶりにJ1復帰を果たした山形は、ファーストステージ開幕からベガルタ仙台浦和レッズに敗れて連敗スタートを切っ た。同第3節の川崎フロンターレ戦で今季初勝利を収めたが、その後も調子は上向くことなく、ファーストステージを3勝5分け9敗の16位で終えた。

セカンドステージに入ると勝ち星から見放される状況に陥り、5月10日の柏レイソル戦から、今月3日の湘南ベルマーレ戦までリーグ戦18試合にわたって白星から遠ざかった。ここまでセカンドステージではわずか1勝。年間でも4勝を挙げるにとどまっている。

去年は天皇杯決勝に勝ち上がり、獅子奮迅の勢いで磐田、千葉を下し昇格した山形。しかし最終的には1年で降格と言う結果になってしまった。

入れ替え戦が終わり、採用されて3年目になるプレーオフ。しかし実情は知っての通り、昇格クラブが全て翌年降格。大分、徳島は最下位で、今年の山形は最下 位とはならなかったものの、非常に厳しい結果に終わった。

プレーオフ昇格におけるデメリット

プレーオフはJ2中位レベルのクラブが昇格を目指せるようになる、という一見夢のある制度のように見える。しかし前述通り昇格したクラブは苦しい現実を経験している。つまり「中堅でも昇格できる」というのは、言い換えれば力のないクラブが全く別のレベルの世界に放り込まれてしまう、ということと同義なのだ。

そしてこれまでの大分、山形、(徳島も含まれるかもしれないけど)はいずれも経済的に強いクラブとは言えない。余裕のないクラブが昇格して個の高い選手を獲ろうとすると、さらに経済的負担を負ってしまう可能性がある。また逆にJ1に上がったことで自チームの選手に脚光が当たり、主力が引き抜かれるケースも存在し、徳島は柴崎を引き抜かれた後、それらしい穴埋めをできていない。選手を入れ替えることでこれまでやってきた戦い方にブレが生じることも否定できない。

プレーオフ昇格におけるメリット

では、そんなプレーオフの利点とは何だろうか。一つとして、「J1経験クラブが増える」ことだろうか。その後壁にぶち当たる可能性が高いのは何と無く予想できるのだが、やはり多くのクラブが夢を見られる、というのは何やかんや魅力だろうと思う。そしてJ1に上がることでクラブ、チームの弱点をこれでもかと、これでもかと言うほど教えてくれるのも利点だろうか。

もう一つは「話題性」入れ替え戦の時も十分盛り上がったものだが、プレーオフも負けず劣らず熱い。山岸がゴールを決めたときもクソ盛り上がった。「J2がその時だけ注目されるのってどうなの?」という意見もあるが、まあそれは仕方ないとして。

悲劇を回避するには?

1.ワンマンアーミーなスペシャルFW

そんなん有ったら苦労しないとか言われそうだけど、ワンマンアーミーなFWが居るのは大事。鳥栖は豊田がいなけりゃJ1であんなにやれなかっただろうし、ガンバもJ2、J1でも宇佐美に助けられた。まあ結局FWって大事なんですわ。

2.こだわり過ぎない

自分たちのサッカーにこだわり過ぎるときつい目に合うのは前例が激しく物語っている。しかし去年の終盤の徳島ヴォルティスのように、クリスマスツリーでガッチガチに引いて守ってしぶとくカウンター狙うとか、鳥栖みたいにロングボール戦法で圧倒するとか、そういう開き直り方はある程度、いやかなり必要。

3.ユース、下部組織を鍛え上げる

広島がユースを鍛え上げ強豪に成長したように、育成機関のレベルを上げることができればかなり、かなりよい。でもそれができたら苦労しな(以下略)

4.お金

 もう最終的にはこれしかない。

J1昇格プレーオフのこれから

 上記のようにメリットもあればデメリットもあるプレーオフ制度。個人的にはプレーオフは残してみてもいい派だ。確かに多くのクラブは苦しい思いをするが、かといって入れ替え戦を復活させてくれるかと言うと望みは薄い気がしている。ならばこの現状を打ち破ってくれるクラブが出てきたら面白くないか、降格続きのこのプレーオフ昇格で生き残るクラブが出て来るかどうかってことを楽しみに見るのも悪くないんじゃないか、と筆者は思っている。まあそこは賛否両論別れる所なのであろうが..。